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tokekが、気のおもむくままにいろいろと好きなことをしている場所です。
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P-Model:Cyborg

 現在、ニコニコ動画で最も愛されているアーティストの一人、平沢進(通称‘師匠’)。彼がテクノポップ全盛期にプログレバンド、マンドレイクを母体に結成したバンドがP-Modelである。初期はパンクバンドだったが、次第にプログレ色が現れるようになり、「Perspective」などの実験的な作品を発表。さらに、東洋的な音、メロディが盛り込まれていき、世界観が雄大なものになっていった。80年代末に活動を「凍結」。ソロ活動を開始し、東洋的かつ哲学的な楽曲を次々発表。さらにはOVA「デトネイター・オーガン」の音楽を担当。92年に解凍し打ち込みを主体としたダイナミックなテクノサウンドを展開。2000年に「培養」として、再び活動を休止。04年に核P―Modelとして「デビュー」した。ソロ活動も充実しており、今敏作品の音楽を頻繁に担当している。
 本作品が収録されているアルバム「Karkador」はなんとなく、評論家やライターから過小評価を受けているように思う。確かにこの曲はすばらしいが、その他の曲も「LEAK」などの力作がそろっている。また、もちのソロ作品にも明らかにつながっている。僕としては彼らの最高傑作と断言したい。
 本作品もアジアンテイストたっぷりで、歌詞もかなり哲学的だ。行進曲のようなリズムの上で展開される音楽もスピーディで印象的。80年代の大傑作だろう。



90年代の解凍時のライブも非常にかっこいい。




MEIKO姉さんのカヴァーヴァージョンも紹介します。こちらもかなりの完成度。MEIKOの歌声はチャクラの小川美潮を彷彿とさせる、伸びやかで、東洋風の不思議な感じで素敵。御一聴あれ。




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New Musik:Sanctuary

Naked Eyes、a~ha、Captain Sensibleなどのプロデュースを手がけた、Trevor Hornとならぶ80年代の名プロデューサー、Tony mansfieldがやっていたバンドがNew Musikである。この人は、手拍子の音のようなホワイト・ノイズ、逆回転の音や、潜水艦のソナーのような音などの実験的な音を非常にポップなメロディに巧みに織り込むというスタイルで次々とヒット曲をプロデュースし、日本でも高橋幸宏に多大な影響を与えた(『ニューロマンティック』で共演)。このバンド自体は大きなヒットはなかったが、やはり実験的な音作りをしており、最終作の「Warp」は80年代の音楽の中でも問題作のひとつとして知られる。楽曲はポップなものが多く、結構親しみやすい。英国ポップ好きならぜひ聞くべきバンドである。
今回紹介する曲は、ファーストの「From A to B」に収録されている傑作。ここでも、手拍子のようなホワイト・ノイズが使われており、最後は大胆なカット・エンディングになっている。メロディはポップかつドラマティックで、非常に爽快。アニメ(SF系で)に挿入したら結構面白いかも。サビの部分は特に疾走感にあふれていて、かっこいい。夏に聞くにはいい楽曲。

 
原マスミ:ズっとじっと

このブログのタイトルは、原マスミさんの「カメラ」という曲の歌詞から引用したものである。で、今回紹介する曲は、その「カメラ」が収録されている「イマジネイション通信」のトップを飾る曲である。
原マスミといえば、吉本バナナの小説のイラストや、CMのナレーションで有名な方で、見たり聞いたりしたことがある人は多いと思う。聞いたことがある人なら、曲を聴いたら、すぐにピンと来るだろう。とにかく独特の声なのだ。高いんだけど、ぼやっとしてて、不思議な感じなのだ。そのおかげで、どの曲も非常に幻想的に聞こえるのだ。また、楽曲全体も独得で夢のような雰囲気だ。これは、川島BANANAを始めとする、先鋭的なミュージシャンの貢献もあるだろうが、やはり、この人のキャラクターによるものが大きいと思う。音楽史上において、この人と似ている音楽をやる人はいないといっても過言ではないだろう。
さて、今回紹介するこの曲はアルバム冒頭を飾るのにふさわしい名曲である。何かが空から降ってくるようなイントロ、そして、井上陽水のバッキングをしていたことで有名なRAの「とけたざらざらのギター」がすばらしい(特にラストが強烈)。歌詞も、ファンタジーでありながら、不吉な雰囲気を漂わせている。そして、原マスミのボーカルが入ると、この世のものとは思えぬ不思議な世界が浮かび上がるのだ。聞くと脳裏に焼きつく一曲である。
http://www.youtube.com/watch?v=NtkMFWAr2Jw
(直接見せれなくてすみません)
Prefab Sprout: Appetite

Prefab SproutのPaddy MacAloonはロック、ポップス史上最も美しい曲が書けるミュージシャンだと思う。彼の楽曲は、どれも瑞々しく、感動的である(歌詞は結構ユーモラスだったりする)。Prefab Sproutの曲を聴いて「感動できない」という人はまずいないだろう。King Of Rock’nRollのような軽やかな曲も多いが、いずれも清涼感にあふれている。音楽を聴いて泣きたいと思ったら、僕は断然このバンドを薦める。
この曲は彼らの代表作である「Steeve MaQueen」に収録されている、悲しさと寂しさをそなえた名曲。サビの部分に入る風のような音が非常に印象深い。また、ギター、キーボードの音色も叙情的でしめやかだ。もちろん、ボーカルと女性コーラスも寂しげで胸をうつ。楽曲全体は砂埃が舞うような、荒涼とした風景を思わせる。涙腺が刺激されること間違いなし。
XTC:King For A Day

前回、XTCが好きと書いたので、今回紹介します。
初めて聞いたアルバムは「Oranges&Lemons」
聞いてみたとき、僕は「これが理想のポップ・ミュージックだ!!」と感動た。とにかく凝ってる。一曲目からラーが・ロックで始まり(一曲目も名曲)、甘酸っぱいラブソングに、英国的な霞がかかったような楽曲、そして美しいバラードともりだくさん。そしてどれも、不思議とビートルズを思わせる。後にKing Crimsonに参加するパット・マステロットのドラムも切れが合ってかっこいい。パンクな頃のXTCも好きだけど、一番すきなのはこのアルバムだ。英国ポップのひとつの完成形だと思う。
今回紹介する曲はこのアルバムの三曲目に収録。このアルバムでもっとも有名なのは、リーダーである、アンディ・パートリッジ作の「The Mayer Of Simpleton」だけど、僕はこの曲のほうが好き(その曲も好きですが)。コリン・ムールディングの曲はどれも牧歌的でいい。この曲もやさしい雰囲気で、美しい。田園風景をおもわせる素敵な楽曲。
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★ プロフィール
HN:
tokek
性別:
男性
職業:
ぬいぐるみ店スタッフ
趣味:
写真撮影     音楽鑑賞
自己紹介:
アンドロメダハイツ在住

好きな動物 
ねこ

萌えポイント 
ねこみみ

好きなバンド・ミュージシャン
ムーンライダーズ 
XTC 
P-MODEL
ルイ・フィリップ 
原マスミ 
リアル・フィッシュ
ヒカシュー
プリファブ・スプラウト
などなど

好きなアーティスト
クレー 
マグリット

好きなマンガ家
鴨沢祐次

twitterもやっており、moonlighttokekと名乗っている。
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