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tokekが、気のおもむくままにいろいろと好きなことをしている場所です。
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「うらがアル!」もんちぃ

 今回も前回同様、「主人公いじり系」の作品である。というか、そろそろネタ切れが深刻になってきた感じである・・・
 「まんがタイムきららキャラット」にて連載中。中学生の女の子、穂先りあのは見た目が小学生並みに小さいことが悩み。そのため外では子供扱いを受けないように努力をしている。が、しかしその中身は見た目相応に子供っぽい子。ある時、生徒副会長に選ばれた矢先、生徒会の人たちにその裏の姿がばれてしまった!!・・・というのが始まり。
 つるっとした、光沢感のある絵柄(特にカラー)は、感触的に柔らかそうな雰囲気を出しており、主人公のロリっぽさ際立たせている。そのぶん絵柄のあくは強く、少々変態チックではある。
 ギャグはまぁギャグらしいものが少ないが、基本的にりあのの困っている姿、もしくは子供っぽい姿を見る作品なため致し方なし。しかしその分キャラクターはかなり個性派ぞろい。見た目はクールだが、ロリ好きで、りあのを見るたびに鼻血を噴出する生徒会長の風見麗亜、一番元気で、お調子者だがツッコミ役もこなす日宮ゆさ、おっとりしているが、幽霊が見えたり、かなり鋭いコメントを残したりと実は屈折してる黒海まおん。りあのとこの3人ぐらいしか登場しないが、かなりのインパクトで、いいフックになってる。また、途中から自称ライバルが登場し、起伏に富んできた。ただ、このライバルは少々練れてない感じが有るのが難か。
 これらキャラクターと絵柄のせいか、全体的に毒が強めの印象を受ける。細かいところの遊びも多く(ただやりすぎで白けることも・・・)、主人公が大好きなアニメがまた強烈(魔女じょじょ女医JOY)。単行本ではそのシーンなどが見れるが、やっぱり毒ありなので注意。

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「ぐーぱん!」榛名 まお

 萌え四の一つのジャンルとしてあるのが「主人公いじり系」(今勝手に命名)というものがある。これはその名の通り主人公(大抵かわいい女の子)を周りの2~3人(これも大概女の子)が愛でていじくり倒すというもの。今作もその類い。
 「まんがタイムきららMAX」にて連載中の一作。高校2年の背の小さな女の子、鷲頭未里はその目つきの悪さで㋳の娘と勘違いされている少々不憫な子。実際はアニメが大好きな子供っぽい子なのに・・・。同級生で彼女に親しくしてくれるのは、一見まっとうだがかなり屈折したセンスをもつ長尾唄子と、お調子者のお嬢様、豆田菜摘の二人ぐらい。この3人の騒がしい日常を描く。
 均質で、細めの線のせいか、絵柄はまんがタイムきらら系統の作品の中では非常にあっさりとしており、比較的親しみやすい印象を受ける。ただ、同時に淡白な印象も受ける(何せ背景がほとんどない)。テンションも一定で、盛り上がりに欠けたところがあり、そこで好き嫌いが分かれそうである。
 テンションが一定で基本的に淡々としてるが、ギャグはかなり屈折しているところがありとくに長尾の絡むギャグはかなーりシュール。時折、鷲頭が理性を失くして暴力に走るシーンは突発性ありで、引っかかりを残す役目を果たしているが、やっぱり全体的に薄味で流れる印象がある。
 キャラクターは少なめだが、それぞれあくが強く、どのキャラクターもツッコミタイプではなくむしろボケタイプで、場合によって交替しているような感じ。
 全体を通して淡白な印象だが、それでも捨てがたい変な魅力がある。それを説明できないが、かなり独特な作品であるとは言っておこう。


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「SORA‐そら‐」白雪しおん

 「まんがタイムきらら」にて連載された一作。舞台は科学ではなく魔法が発達した世界。田舎から郵便配達人になるためやってきた少女ソラと仲間たちの日常を描く。
 天野こずえ「AREA」と同じ流れをくむ「異世界ほのぼのファンタジー」な一作で、オリジナリティはないものの、ふわふわとした世界観のおかげか、下手するとひとつも面白く感じられる点がない場合があるゆる系の作品の中では、安心して楽しめる一作となっている。あくまで、世界観を楽しんだり、変わった日常を垣間見る感覚を味わう点である。
 作者の華奢な感じで、あまり書き分けができてない(男らしいキャラを書くのが苦手な模様)絵柄は、好き嫌いが分かれそうだが、この少女趣味的なファンタジー世界にはしっくりきている。また、この世界観にしても、鳥ではなく魚が空を飛んでいたり、精霊が乗り物を動かしていたり、人種がさまざまに存在していたりと、結構しっかりと設定されており、ソラの働く場である郵便局も配達ルートごとに分かれていたりとなかなか細かい。
 作者の特徴の一つだが、キャラクターのあくがかなり強い。ヤギが恋人の美人上司やら、女か男かさっぱり不明の人やら、やたらしっかりした少年やら、かなりキャラのたった人ばかり。あまり書き分けができなことのカヴァーなのかもしれない。
 悪い作品ではないがキャラの強烈な個性とほわっとした世界観が少々合わなかったせいかやや半端な印象を受けるのも事実。短命に終わってしまったが、もっと続いていれば、結構面白い作品としてもう少し注目を浴びたかもしれない。そんな可能性があったように思う。



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「Sweet Home」やまぶき綾

 まんがタイムきららにて連載中の一作。二人の姉と暮らす、ややクールな少年、倉賀伊織のもとになんと許嫁がやってきた。許嫁の少女、酒井陽向は性格もやさしく、見た目もよい理想的な子。しかし、異性と触れると、反射的に殴り飛ばしてしまうという、ゴルゴみたいな癖の持ち主。その上、姉二人はブラコン。そのせいで伊織の日常は騒がしいものに・・・
 今時、許嫁っているのだろうかと思うのだが、この際、そのことを言うのはやっぱし野暮。基本的にはハーレムものなのだが、主人公の伊織は女性に対してあまり関心がなく、何より平穏無事な生活をねがうというやや特殊な性格の持ち主(まぁ、姉のブラコンが原因なのだろうけれど)。確かに共感しづらいとは思うけれど、その分全体的に俯瞰的な目線となっており、萌え作品にみられるどこか生々しい感じはほとんどなく、すっきりした雰囲気。
 キャラクターは少なめだが、陽向を始め、結構個性が強い。とくに長女である葉澄は、ブラコンなんだけど、プライドのためか隠しているため、なかなか気持ちが出せず苦悩するさまが、実にもどかしくてよい(時折かわいいモノ好きの面が出るのが可愛い)。
 ストーリーとしては、伊織をめぐる陽向と次女の和奏の争奪戦が中心。とはいえ、かなりほのぼのとしており、展開は緩い。なんとなく、動物の子供のけんかを見ているよう。
 基本中身はなく、緩い話は好き嫌いはあるだろうが、カヴァーやカラーページの水彩が雰囲気にマッチしたファンシーな作品になっている。


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「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」ぷよ

これを書くにあたって大問題が一つある。元ネタである「涼宮ハルヒの憂鬱」全く読んだことがないのである(ただし多少の知識はある)。まぁ、この作品自体、面白いので、書くが。
ま、タイトルから見てわかるわかるとおり、「涼宮~」の公式パロディ作品で、いわゆる二次創作品であるが、前に書いた、「氷室の天地」ばりの弾けた「破壊、再構築」がなされている(少々かっこつけすぎた)。とくに、原作では無口な読書好きであるはずの長門さんが、大のギャルゲー好きになってたり、本来、脇役であるはずの鶴屋さん、森さんが異常な身体能力を発揮、存在感をかもしだしちゃっている。この作品も脇役でしたい放題している。やっぱり、もとの個性が少ない分、弾けさせやいのだろう。
そのほかにも原作とほぼ関係ない、ハイテンションなネタが連発。内容はかなり高密度だ。また、各回の欄外にはキャラクター紹介が乗っており、より、ギャグを引き立てている役割を果たしている(様に思う)。四コマ以外のネタもかなり収録されており、いずれもボケ&ツッコミのラッシュ。とくに初夢の回はナンセンスなネタ満載でインパクト大。ほとんど原作とはなれてひとつの作品として高いクオリティを持っているが(実際、アニメ化されてしまった)、それでもきちんと原作から離れすぎておらず、二次創作の作品としてのスタンス保っている。
さらに言うと、ギャグ自体はあまりマニアックになりすぎず、比較的わかりやすい。ギャグ作品として、しっかりと普遍性の持った一作といえるか。
ちなみに作者は前に紹介した「まじん☆プラナ」の作者ninoと親交あり。


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★ プロフィール
HN:
tokek
性別:
男性
職業:
ぬいぐるみ店スタッフ
趣味:
写真撮影     音楽鑑賞
自己紹介:
アンドロメダハイツ在住

好きな動物 
ねこ

萌えポイント 
ねこみみ

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XTC 
P-MODEL
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原マスミ 
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ヒカシュー
プリファブ・スプラウト
などなど

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