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Scritti Politti : Wood Beez (Play Like Aretha Franklin)
80年代の英国は、エレポップ全盛期であると同時にファンク、ソウルの影響を前面に押しでたバンドが多く出てきた時代でもあった。Style Council、The Pop Group、Simply Red、The Brow Monkeys等がその代表だろうか。そして、エレポップ+ファンク、ソウルといったサウンドを探求したバンドも多い。Heaven17、Thomas Dolby、Thompson Twins等がその代表か、また、Duran Duranもそのくくりに入る。
そして、エレポップ+ファンク最大の好例の一つがScritti Politmatiであろう。Green Gartsideを中心に結成。82年にアルバムデビュー。このときはまだ、エレポップではなかったが、もともとCAN等が好きだったという彼の斜に構えまくった姿勢のアートスクール気質が全開であった。
セカンド・アルバム制作にあたり、黒人音楽の本場、アメリカにうつり、そこで、David Gamsonや伝説的なアヴァンギャルドバンド、MasacreのメンバーだったFred Maherと合流。さらにプロデューサーにArif Mardinを迎えてついにセカンド"Cupid & Psyche 85"を完成。このアルバムはいまだ、80年代最良の名盤の一つとして語られる大傑作となった。エレポップとファンク、ソウルが高次元で結合、非常に肉体的なファンクでありながら、ワイルドな印象は与えず、また、エレポップでありながらもピコピコとゆーよりもきらきらとした不思議な音で、全体として美しいしなやかなイメージのサウンドに仕上がっており、まるで大理石の彫刻のよう(意味不明)。このようなサウンドは現在においてもなかなか聴けない。英国音楽+米国音楽の最大の成功例であろう。また、Greenの声も独特で、一度聴くと忘れられないものだ。あと、彼の見た目は現在だったら間違いなく「グリーン様」とか「~王子」と日本で呼ばれてであろう。現在は超寡作ながらも活動中。
この曲はそのセカンドに収録されている代表作。最初のドラムスから力強いが、彼の声が入ると一気にどこか柔らかなかんじになるからふしぎだ。ギターがいい味出してる。
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