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ロック界における、謎のバンドと言えば、The Residentsが有名だが、このバンドも最終的には正体を明かしたが、70年代において、非常に高品質なポップ作品を放つ、覆面バンドとして、大いに注目を浴びた。
このバンドも、いままでにもよく紹介してきた「Beatles的」なポップバンドなのだが、彼らの評価は一線を画していた。なぜなら彼らはBeatlesの変名バンドと思われていたからだ。メンバー・クレジットはなく、サウンドは中期Beatles以降風の非常に凝ったプログレ的なもので、またメロディセンスも非常に英国的。ジャケットは非常にファンタスティックで、"Sgt.Pepper~"を彷彿とする。また、当時Beatlesは既に解散しており、Johnはニューヨークに移住していた。そのため、イギリスとアメリカの中間にあるカナダから登場してきたことも、いわくありげに思われた。
もちろんBeatlesではなく(よく聞けばわかるが声が全然違う)、カナダ人3人組のグループであるが、サウンドプロダクションは3人でやったとは思えないほど豪華で、複雑。もちろんBeatlesにかなり近い。
デビュー後5枚のアルバムを残して解散したが、すごいのはBeatlesのコピーバンドというような評価を得ていないということである。つまり、非常にBeatlesてきであることがそのまま個性になった希有なバンドなのである。
紹介曲はThe Carpentarsにもカヴァーされた代表作。しょっぱなのホーン風サウンドからBeatles風で全体のメロディ、アレンジも言わずもがな。途中で声がラジオヴォイスになりギターがうなりをあげる部分とそこから一気にこぎみよいピアノのサウンドにつながる部分は感動的である。長い曲だが、一気に聞かせる。コーラスワークも素晴らしい!!
「ぐーぱん!」榛名 まお
萌え四の一つのジャンルとしてあるのが「主人公いじり系」(今勝手に命名)というものがある。これはその名の通り主人公(大抵かわいい女の子)を周りの2~3人(これも大概女の子)が愛でていじくり倒すというもの。今作もその類い。
「まんがタイムきららMAX」にて連載中の一作。高校2年の背の小さな女の子、鷲頭未里はその目つきの悪さで㋳の娘と勘違いされている少々不憫な子。実際はアニメが大好きな子供っぽい子なのに・・・。同級生で彼女に親しくしてくれるのは、一見まっとうだがかなり屈折したセンスをもつ長尾唄子と、お調子者のお嬢様、豆田菜摘の二人ぐらい。この3人の騒がしい日常を描く。
均質で、細めの線のせいか、絵柄はまんがタイムきらら系統の作品の中では非常にあっさりとしており、比較的親しみやすい印象を受ける。ただ、同時に淡白な印象も受ける(何せ背景がほとんどない)。テンションも一定で、盛り上がりに欠けたところがあり、そこで好き嫌いが分かれそうである。
テンションが一定で基本的に淡々としてるが、ギャグはかなり屈折しているところがありとくに長尾の絡むギャグはかなーりシュール。時折、鷲頭が理性を失くして暴力に走るシーンは突発性ありで、引っかかりを残す役目を果たしているが、やっぱり全体的に薄味で流れる印象がある。
キャラクターは少なめだが、それぞれあくが強く、どのキャラクターもツッコミタイプではなくむしろボケタイプで、場合によって交替しているような感じ。
全体を通して淡白な印象だが、それでも捨てがたい変な魅力がある。それを説明できないが、かなり独特な作品であるとは言っておこう。
興味を抱いた方はこちら
Big Country:In A Big Country
まだまだ知らないバンドはいっぱいあるけれども、ときどき、素晴らしいバンドやミュージシャンを見つけるととてもうれしい。今回紹介するバンドも、最近まで全然知らなかったのですが、一度聴いてかなりはまった。これはほんとにいいバンドです。
U2、Enya等が人気が日本ではかなり高いせいか、アイリッシュ的な感覚をロック、ポップにミクスチャーさせた音楽はよく聞く(前に紹介したThe Poguesはその典型)。なのだが、意外とスコットランドからの音楽ってあまり聞かない。有名どころだとPauk MaCcartnyの"Mull Of Kintyre"ぐらいか(特大ヒット作ですが)。それでも、アイルランドにおけるU2と同様に、スコットランドを代表するロックバンドはちゃんと存在する。今回紹介する、Big Countryはこの曲が大ヒットし、一躍そんな存在となったバンドである。もともとThe Skidsというスコットランド出身者によるパンクバンドに在籍していたStuart Adamsonを中心に結成。デビュー時はあんまり売れなかったようだが、80年代の名プロデューサー、Steve Lilywhiteに担当してもらうと、一気に飛躍、紹介曲で国民的な人気を獲得するに至った(余談だがSteve LilywhiteはU2のプロデューサーでもある。そのせいか感触は似ている)。
90年代に入ってドラマーが脱退するも、精力的に活動続け、8枚のアルバムを残す(Kate Bush参加作もあり)が、2001年にリーダーのAdamsonの自殺で幕を閉じた(他のメンバーで再結成している)。
この曲は世界的にヒットし、日本でも柳ジョージがカヴァーしたとか。タイトル通り、非常におおらかで雄大なサウンドだが、どこかヒヤッとしているのが特徴である。また、途中のバグパイプを再現したギターがユニークで、一度聴いてみる価値あり。かっこいいよ。
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