★ 音楽ガクガク

Tom Tom Club;Genius Of Love

このバンド（というかユニット）を知っている方は多いと思う。Talking Headsのリズム隊であるChiris FrantzとTina Weymouthによって結成され、紹介曲で一世を風靡。Mariah Careyにも影響を与えた。彼らの特徴といえば、Talking Headsが神経質で、知的な雰囲気であるのに対し、ひたすら、能天気で楽しげだ。Talking Headsよりもヒットしたのもそのせいなのかもしれない。ただ、どちらも、先鋭的で、しゃれたセンスを持っていることは共通しているだろう。
にしてもこの曲は本当におしゃれだ。僕はもともとTalking Headsが好きで、Tom Tom Clubは名前しか知らなかった。そこで、You Tubeで見てみたら一発で好きになった。シンプルでファンクなリズム、チープなキーボード、ヒップホップなボーカル、すべてをひっくるめて、とってもおしゃれ！！ここまでおしゃれな音楽は現在までなかなかないだろう。今聞いてもとてもはじけていて新鮮だ。ＰＶもかわいらしくて実によい。

★ 黄昏建築

組み立てろ、組み立てろ。夜になっても組み立てろ。







（クリックすると、大きく、きれいに見ることができます。）

★ 短くも美しく萌え

「えすぴー都見参！」岬下部せすな

大財閥である大蔵グループの御曹司、直人と、そのＳＰで、剣の達人である少女都の生活を描いた四コマ。「マンガタイムきらら」系統の作品であることを示す「Ｋ・Ｒ　ＣＯＭＩＣＳ」の表示が出ているが、実際はより一般向けである「マンガタイムスペシャル」で連載している。
基本的に、1掲載分ごとにはストーリーが存在しておらず、一ネタごとに都たちののんびりした日々を断片的に描いているためか、通常の萌え四コマと趣が異なり、一般的な四コマに近いものとなっている。物語性や毒気がほとんどなく、ほとんどキャラクターので押し通している点で好き嫌いが分かれるだろう。絵柄は、顔の書き分けがあまりできておらず、うまいとは言いがたいが、なかなか愛らしい。主人公都のキャラクタ－のせいか、なんだか、小動物の観察日記のようである。ギャグは結構ベタなものが多く、前述の通り毒気がないが、にんまりとできるものがそろっている。素直でかわいらしいものが読みたい方なら、十分楽しめる作品だ。同じ作者で毒のある笑いが読みたいなら、「ふーすてっぷ！」「悪魔様へるぷ！」がおすすめ。ただし後者はかなりブラックできついところがある。また、作者は「マンガタイムきららフォワード」で「Ｓ線上のテナ」を連載中。こちらはなかなか骨太で王道なストーリーを展開している。

興味をもった方はこちら

★ 音楽ガクガク

Shi-Shonen;憧れのヒコーキ時代

後に、ＹＯＵが加入し、フェアチャイルドへと発展したバンドがShi-Shonen。メンバーの戸田誠司、福原まり、渡辺等、友田真吾はそれぞれ、ミュージシャンとしても作曲家としても能力が高く、楽曲は佳作ぞろいだ。また、メンバー全員が、元祖ラウンジとして、高い評価を得ていたReal Fishのメンバーでもあった。今回紹介する曲はシングル曲なので、アルバムには収録してないが、アルバムもおすすめ。今聞いても新鮮であまずっぱい。Pet SoundsのときのBeach Boysの影響を受けており、細野晴臣からも評価された。ＹＯＵの加入前は、メンバーが自分の作曲した曲を歌っていたが、どの人もはっきりいって、下手（笑）。なんだけど、妙にはまってたりするから面白い。特に戸田誠司が初々しくてよい。繰り返すけど、楽曲はハイレベルなので、ポップファンは必聴！
今回紹介する曲は、ストリングスアレンジがすばらしい逸品。リズムボックスを使用しているが、現在の打ち込み音楽と比べてもまったく遜色がない。爽やかな曲調で、イギリスのバンド、Orange Juiceと比較されたことも。鈴木慶一も大絶賛した。アニメ好きにもおすすめ！

★ いつか来た道

懐かしい気分を求めて、またここへ。






（クリックすると、大きくきれいに見ることができます。）