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tokekが、気のおもむくままにいろいろと好きなことをしている場所です。
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アラウンド40
40過ぎたらちょっとは止まれ。





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今週はお休みします。
ちょっと笛吹き野修行が忙しくて・・・
いや、ネタ切れじゃなくて。
「あんぐら」ちざきゃ

「まんが4コマKINGSぱれっと」にて連載中の一作。現在のマンガ界の下層に位置するジャンル「アンソロジー」。そんなアンソロ専門作家たち(無論、美人ばかり)のトキワ荘みたいな共同生活を描いたもの。
作者は以前に「きらら」に「氏神様といっしょ」を連載していたが、短命に終了。次に「ぱれっと」にて「すてぃーるガールズ」を連載したがこれも短命に終わった。前者は結構好きだったが、後者はアメリカのカートゥーンばりのスラップスティックと女の子キャラの性格が噛み合わず、どこか中途半端な印象が残り、今ひとつだった。ここで開き直ったのか、もともと「月姫」などのアンソロジー作品で活躍していた経験を活かし、それに美少女ゲームの恋愛要素を加味した本作を書いた。
もちろんフィクションであるのだがもともと描いていただけに、ところどころの苦悩や悩み、ハプニングがリアル(例えば、表紙が思いっきりかぶってしまったりとか・・・これはない?)。妙に説得力有り。読んでると他の漫画家のエッセイにも書かれているような、ネタの悩み、〆切の悩みが描かれており、これは万国共通の悩みなんだなと痛感(このブログ自体もネタ切れ等の悩みあり)。
全体は基本的に美少女ばかりのいわゆる「ハーレムもの」で、このての男子キャラはほとんど存在しなくてもよい半端なキャラが多いが、今作の男子キャラ、小野塚啓太は割とキャラがしっかりしており、恋愛要素の要としてしっかり機能している。その他のキャラも作者が好んで描く「ボーイッシュタイプ」「クールタイプ」「ドじっこタイプ」のキャラがしっかり立っている。
ネタや展開のさせ方はノーマルであるが、勢いがあり、「すてぃーるガールズ」と比べて、吹っ切れた印象だ。また、マニアックなネタもほとんどなく、「パワフルな人たちとそれに振り回される人」というオーソドックスな形式を基本とし、それをあまり過激にしていないため、受け入れやすい
人間関係もなかなか面白くかけてるし、アンソロ系作家の苦労を知ることもできる(どうでもいいか)、楽しみの多い一作だと思う。



興味を抱いた方はこちら
Palais Schaunburg:Wir Bauen Ein Neun Stadt

ドイツには変なバンド、アーティストが多い。ClusterやDer Plan、Klaus Nomi、Andreas Dorauがその代表的存在。Kraftwerkも相当に変なバンドといえる。そんなドイツのバンド群の中でも、80年代に強烈な存在感を放っていたのが、Palais Schaunburgである。80年代の初頭に、Holger Hillerを中心に結成、81年に以前紹介したFlying LizardsのDavid Cunningumのプロデュースでデビューアルバムを発表する。初期の頃のサウンドはとにかく変。ドイツのロックの特徴である硬質なリズムで無理やりファンクしているようなビートは、かなりギクシャク。聞いているとどんどん前につんのめってしまうような独特な感覚だ。そのため、ただでさえ硬質なリズムと音がより硬質に感じられる。さらにその上に妙な音を発するシンセと、飛び道具的に使用されるトランペットが被さる。全く類似したものがない唯一無二のサウンド。また、Hillerのヴォーカルも奇妙だ。デビューアルバム発表後、ミニアルバムを製作してHillerが脱退。その後代わりが入り2nd,3rdと発表してゆく。どうも変なサウンドの要因はHillerに有ったようで、ここで聞けるサウンドは以前よりもカラフル、ポップなものとなっているが、やっぱり音が硬質で、かなり独特だ。Hillerはソロで活躍、"Johnny"に代表されるような変態テクノサウンドを展開。バンド時代と同様(それ以上に)ギクシャクした、どこかずれた感じの曲を発表している。また、「うる星やつら」のテーマ曲で有名な小林泉美と結婚している。さらに、メンバーのThomas Fehlmanは後にThe Orbを結成し、第一線で活躍中。
紹介曲は、彼らの曲の中でもリズムの骨折具合がひどく、思わずずっこけそうな気分になる。シンセ音も完全に飛び道具で、かなり変。アヴァンギャルドでは有るのだが、にんまりしてまうユーモアにあふれ、結構ポップ。これ以上に奇妙なサウンドはそうそう存在しない。

絶壁にて
滅びた文明より、警告あり




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★ プロフィール
HN:
tokek
性別:
男性
職業:
ぬいぐるみ店スタッフ
趣味:
写真撮影     音楽鑑賞
自己紹介:
アンドロメダハイツ在住

好きな動物 
ねこ

萌えポイント 
ねこみみ

好きなバンド・ミュージシャン
ムーンライダーズ 
XTC 
P-MODEL
ルイ・フィリップ 
原マスミ 
リアル・フィッシュ
ヒカシュー
プリファブ・スプラウト
などなど

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クレー 
マグリット

好きなマンガ家
鴨沢祐次

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